ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

宇佐神宮と不思議なこと。2


今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)


今回は前回の続きです。前回の記事はこちら。↓↓




本殿へ向かう坂道の下にある鳥居から本殿までの参道は、と~っても気持ちがいいです。
写真のとおり濃い緑が生い茂る中いろんな鳥の声が響いていて、ヤギも浄化されていく気がしました。


ヤギは夫婦石や門があるこの場所を、ぐる~っと360°動画を撮ろうとカメラを向けました。
すると、宇佐神宮を入った辺りからその時までずっと、チェーンソーだか草刈り機だかの大きな音が神社中を響き渡っていたんだけど、ピタッと鳴り止んだんです。
時計を見たら8:12という半端な時間だったから、どうして急に?って不思議に思いました。


お蔭様でいい動画が撮れたし、本殿に入る直前で音が鳴り止むなんて
絶対ツイてます(*´ω`*)


でもなぜかバグをおこしてて、自分で観ることはできるのにブログに載せることはできず残念です。





↑本殿手前にある西大門(さいだいもん)です。
ヤギはこの門が桜門かと思ったけど違います。
飾りがちょっと地味めで、宇佐神宮の楼門にしては確かにインパクトに欠けます。




~~★~~




いよいよ!
この西大門をくぐると~・・・



デ ー ン !
上宮本殿に着きました!
御神木も写っています!



なかなか大きさが伝わりにくいかもですが、横に大きいです。
ヤギはここへ来るたびに「わ~」と声を出してる気がします。
何度来ても見応えがあるなぁ。


パノラマ機能を使ってみたけどどうですか?
こう撮ろうとしたわけじゃなくて、カメラ機能の使い方がよくわからなくて、たまたまこう撮れただけなんですけどね( *´艸`)



再び デーン!
普通に撮影してみました。
手前の部分が広いから、ずっと下がって撮影すれば画面に収まります。



宇佐神宮の本殿は珍しくて、3つの社殿が並んでいます。
白い案内板があるからわかりやすいと思います。
左側手前から 一の御殿、二の御殿、三の御殿となります。



そしてですね、ヤギは今『本殿』って書いたけど、この写真に写ってるのは桜門なのだそうです。
中央の2階建てに見える二の御殿にはしっかり護っている方々がいます。


南中桜門と名前が付いていました。


「なんちゅう楼門だー!」
ではなくて(*^^*)クスクス
『みなみちゅうろうもん』と読みます。



コホン (- 。- )
この奥に本殿があります。
神様の数に合わせて本殿が3つ横に並び、
それに合わせて拝殿(南中楼門)も3つなんですね。
 




   ※コトバンク(デジタル大辞泉)より画像を引用させていただきました。


南中楼門を “ 外院 ” · “ 外殿 ” · “ 前殿 ” などという言い方をするのに対し、
奥の本殿を “ 内院 ” · “ 内殿 ” · “ 後殿 ” などと呼びますが、
↑ 内殿と外殿を横から見ると、屋根が『M』の字になっています。
これが八幡造(はちまんづくり)の特徴だそうです。


八幡造とは神社建築の様式の一つで、社殿を縦に2つ並べて両方の屋根を樋(とい。雨水を集めて下へ流すやつ)で連結したものです。


また、見えなかったけど
外殿の内部には御椅子(ごいし)が、
内殿には御帳台(みちょうだい。ちょっと窮屈そうな天蓋付きのベッド)が置かれていて、
昼間は神様が外殿に座ってお仕事をし、
夜になると内殿へ移ってお休みになると考えられているそうです。



へぇ〜。
神様も人間みたいに規則正しくお仕事したり眠ったりするんですね。
この時間はどっちにいらっしゃるのかな?



~★~



参拝の作法ですが、宇佐神宮は二礼四拍手一礼です。


あれ?と気づいた方も多いかもですね。
そうです、出雲大社と同じですね~!



~★~



まだ朝が早いので、参拝客はヤギとK以外に女性が1人いるだけでした。


一の御殿から順にお参りしていきます。
中央の二の御殿でお参りしようとしたら、Kが指をさすので見てみると、ヤギの隣、肩ぐらいの高さの位置に、バッタが一匹いました。
もちろん、何度かブログに出てきたバッタくんではなく、黄緑色をした昆虫のバッタです =^_^=
門から外を見ています。


かわいい♡
お出迎えしてくれてるの?


お参りして顔を上げると、バッタさん、今度は頭を伏せてじっとしていました。
正座をして額を地面につけているように見えます。
神様がいらっしゃるであろうその場所で写真を撮るのはためらわれたので遠慮しましたが、かわいい姿を残したかったな。




↑ 案内図によると、南中楼門と回廊でぐるりと取り囲まれた中には、
一・二・三の御殿以外にいくつも別の神社が入っているのがわかります。


どうして別の神社が一緒に?
それも珍しいと思いました。





↑ 宇佐神宮に祀られている方のことが書かれている立て札を見つけました。


初めヤギは
「どうして応神天皇が真ん中じゃないんだろ」
って思いました。
八幡大神である応神天皇が中央に祀られそうだけど・・・。



気になったので調べてみました。
まず比売(ひめ)大神とは一般的に主祭神に関係の深い女神を指すらしく、
宇佐神宮では多岐津姫命(たきつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・多紀理姫命(たきりひめのみこと)の3柱を言うそうです。
(正体については諸説あるようです)
3柱で1つ、なんですね。


ちなみに神功皇后とは、応神天皇のお母様です。



その3柱の女神についての記事を探しました。そして
『宇佐神宮成立以前より宇佐氏が祀っていた、御許山(おもとさん)の磐座に降り立ったとされている。』
と書いてあるのを見つけました。
更に
『神代に宇佐嶋へ天降り、宇佐の地を御守りする神様として大元山へお祀りをされた神様です。』
ともあります。
宇佐嶋=御許山です。


つまり応神天皇をお祀りするより前に、
御許山
(場所については他にも説があります)に降り立った三女神を、
宇佐の神様として大元
(おおもと)神社へ祀った。
だから比売大神が中央のお社に祀ってある・・・


ってこと?
でもそれなら理由がわかります。


 
それを裏付けるように、本殿正面にこのような場所がありました。↓

宇佐神宮の上宮本殿は小椋山(おぐらやま)の山頂にあります。
(山と言ってもとても低いです)
そしてここ上宮本殿からは、奥宮の大元神社がある御許山が見え、お参りできるようになっています。
御許山は山全体が御神体と言われているのです。


御許山は宇佐神宮発祥の聖地。
その大元神社に比売大神(ひめおおかみ)が祀られているらしいのです。
だから比売大神が本殿の中央にいらっしゃるのだな、ってヤギは思ったのです。


あとウィキペディアによるとですね、そもそも『八幡神社では比売大神を祀る』とありました。



へぇー。そういうものなんだ。
勉強になります。



でもまぁ・・・
ヤギは神社へお参りする際、神様がどなたかは、そこあまり気にならないんだけども(^□^)
(ここまで書いておいて?! ちょっとは気にせい!)




~★~




この上宮本殿をお参りした後、正面にベンチがあったので、少しのんびりすることにしました。
巫女さんが落ち葉を竹ぼうきで掃除してある様子を目の端に入れたまま
「内殿ってどうなってるんだろう・・・」
とぼんやり奥を眺めていると、


 バン!!


ヤギの前方にある御神木の一番上辺りから、とっても大きな音が聞こえました。


(/ ゜゜)/!!


ヤギは飛び上がるほどびっくりしました。
あまりに大きな音だったので、怒られたのかと思いました。(誰に?)


「なに?なに?何か失礼なことした??💦」
(覚えがないのにこういう考え方をするのはヤギのクセです)


「木の実が落ちたんやない?」
Kはのんびりそう言いました。


ヤギは御神木の前にいたけど、なんにも落ちてこなかったし、枝も葉も少しも揺れてないから違うと思うけど・・・。




後日いろんな人のブログを読んでいて、
これが “ ラップ音 ” なのかもー!!
って思いました。


ラップ音って、幽霊とかが部屋にいる時に鳴る良くないイメージなんだけど、
神様がいる神社でも時々起こる現象なんだとか。
その場合神様が「よく来たよく来た」って歓迎してくれている合図なんだそうです。


だとしたら嬉しい限りですよね。



~★~



その後ヤギとKはおみくじをひきました。
ヤギは大吉でした。
それも嬉しいけど、書かれている内容が、久留米の高良大社へ行った時と同じように、ヤギに向けられたかのような言葉で驚きました。
Kは結びに行ったけど、ヤギは大事に持って帰ります。




~~★~~




さて、さっきからヤギは本殿のことを「上宮本殿」と書いてきました。
上宮があるということは・・・
はい、下宮(げぐう)本殿があります。


職場に置く新しいおふだを購入して下宮本殿へ進みます。






今回は上宮本殿だけで長々となってしまいました。
ヤギの覚書も兼ねているのでご了承ください。


続きます。






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