お陽さまとカメさん
今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)
先日のこと。
その日もとってもいいお天気でした。
Kはお休みで、ヤギだけ出勤でした。
職場に着いて窓を開けると、
「アラ!」
カメさんが足元にいました。
こちらに顔を向けてじっとしています。
日向ぼっこをしているようです。
ヤギはそっとしゃがんで
「かーめーさん」
と声をかけました。
カメさんは甲羅から顔を出していて、小さな目をパチッと数回まばたきしました。
ヤギはおしりを床に付けて、お掃除する前にちょっとゆっくりすることにしました。
空からはポカポカと暖かい陽が差し込んでいて、ヤギとカメさんを包み込んでいます。
「あったかいね。気持ちいいね」
カメさんに話しかけると、カメさんが上へ首を伸ばしました。
ヤギをじっと見つめます。
クスクス(*´ω`*)
カメさんから見ると、ヤギはどう映ってるのかな・・・?
空は澄み渡っていて、綿アメ雲が広がっていました。
(そんな雲はない)
綿アメ・・・
今年はお祭りもなくなっちゃったもんな〜。
こんなに空も空気もきれいなのにな。
マスクしなきゃならない状況が、どこか遠くの出来事みたい。
ぼんやりそんなことを思っていると、ふと気がつきました。
お陽さまの光ってすごいな。
こうして直に浴びているとどんどん気持ちが落ち着いてきて、パワーがチャージされてく気がします。
職場に来るまでの間も歩きながら浴びてたはずだけど、ただそうしてるだけじゃあまり効果なくて、意識することが必要なのかもしれない。
もしかしたら、カメさんもそのこと知ってる?
「カメさんのおかげだね」
さてと。
ヤギは腰を上げました。
今日もがんばろっと。
数日後、Kと職場にやってきて同じようにヤギが窓を開けると、またそこにカメさんがいました。
「あらカメさん。今日も日向ぼっこしてるの? いいねー」
そう言いながら顔を覗き込むと、カメさんも首を伸ばしてヤギの顔を見ています。
小さな目を閉じて開いてと動かす様子がとってもかわいい。
「空がきれいねー。ちょっと風が冷たいけどね」
そうやって少しおしゃべりして部屋に戻ってくるとKが言いました。
「誰としゃべってんのかと思ったら、カメとしゃべってるし。
普通に話すってヤバイやろ!(*^▽^*;)」
え・・・?
普通におしゃべりしなかったらどうやってするの??
怪訝な表情を浮かべるヤギなのでした。
《 どうでもいい後記 》
この記事を読んだK、とヤギの会話。
Kが『怪訝』の文字を指差して
K 「この字なんて読むと?」
ヤギ「え? “ けげん ”」
K 「へ~、これは知らんかった。ふりがな書いとった方がいいよ」
ヤギ「いらないよ」
K 「いや読めん人もいるやろ」
ヤギ「えー?ヤギ読めるけど」
K 「いや読めん人もいるやろ」
ヤギ「えー?読めるんじゃない?」
K 「いや読めん人もいるやろ。・・・って何遍言わせるんね(笑)」
ヤギ「んふふふ( *´艸`)」
つい笑っちゃったから書いたけど、ほんとにどうでもいいですね ^_^;
↓よろしければポチッとクリックお願いします<(_ _)>