ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

伝え方がイチ割


今日もご覧いただいて、

本当にありがとうございます(*^_^*)



イチは無口なツンデレネコさんです。

甘えるのが得意ではありません。


ご飯のおかわりが欲しい時も、おやつが欲しい時も、決して鳴いたりしません。

ご飯を食べる場所に座り、静かに、ただ静かに、ヤギに背中を向けてお皿やその先にある壁を見つめています。

ずっとヤギが気づかないと、諦めます。



遊びたい時も、甘えた声を出したりなんて、絶対にしません。

遊びたい時は、じっとヤギを見つめ続けます。


ある時はヤギの後ろにおもちゃ(ヤギが買ってきたおもちゃではなくて、リボンとかヘアゴムとか)を持ってきて置き、両手(前足)を揃えて座り、ヤギが気づくのを待ちます。


ある時は、この前おみやげで買ってきた丸い爪とぎに入って、やはり両手を揃えて座り、ヤギが気づくのを待ちます。


そしてまたある時は、ヤギがいる奥の部屋からは見えないキッチンの向こうで、こちらを向いてやっぱり両手を揃えて座り、ヤギが気づくのを待っています。


(ネコさんが両手を揃えて座るのは、遊びたいサインなのだそうです)



そんな姿にハッと気づくと、ヤギは健気(けなげ)すぎるイチの姿に心が痛みます。



〜★〜



イチはネコさんにしては珍しいと思うのだけど、自分用のご飯・おやつしか絶対に食べません。


どういうことかと言うと、

ヤギが食べる物··· お刺身も焼き魚もチーズも何もかも・・・

ネコ用の食べ物··· ウェットご飯、いりこ、チーズ、おやつ用ささみ、みんな大好き“ちゅーる”、猫草・・・

どれも受け付けません。

イチは限られたカリカリご飯とカリカリおやつしか食べないのです。


それさえ残してしまうことがあるくらい食に強い欲求があるわけでもなく、欲しくない時におやつをあげようとしても食べません。


だからヤギは、ご飯のおかわりも、おやつも、イチが欲しがった時はいつでもあげるようにしています。



遊ぶのもそうで、喜びそうなおもちゃを買ってきても見向きもしないことが多いのに、なんでもないものに反応して遊んでいたりします。

フリーペーパーをちぎって丸めた物をヤギが投げると、キャッチまたは追いかけて遊ぶのも好きです。


ヤギが何かやってても、イチが遊びたそうにしていたら、時間がある時はできるだけ一緒に遊ぼうと思っています。



〜★〜



ヤギは結構な確率で、イチからのサインを見逃している気がします。

申し訳ないなっていつも思います。


無理強いしないあっさりした性格はイチの良さでもあるのだけれど、

伝えるということがヘタなので、もう少し自己主張してもいいんだよ?ってヤギは思うのです。


『伝え方が9割』という本がベストセラーになって、どう伝えるかが大事だとずっと言われているけど、

イチの伝え方は残念ながら、なかなかヤギに伝わらないのでした( ^ω^)💧






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