ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

間違えられるヤギ

今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)


今回は、以前ヤギが仕事をしていた通販の会社で、ご注文のお電話をいただいた時のお話です。
マンガでは受話器を持っていますが、実際はヘッドセットを使います。
ヤギはヘッドセットを付けて仕事をするのが、なんだかプロっぽくて好きでした。


ヤギは滑舌があまりよくないようです。
たどたどしい話し方になります。
それによく噛みます。
だから、常にヤギの失敗を笑ってやろうと狙っているKの餌食になります。(いや狙ってはないから💦 :K)
ちゃんとしゃべれないと、間髪入れずに厳しくツッコまれます。


そんなヤギなので、採用倍率が高いその会社に合格した時は、自分で受けておいてなんですが、びっくりしました。


こんな話し方だとお客さまにイライラされたり、怒鳴られたりするんじゃないかと内心ビクビクしていました。
ですが意外、というか、こんなヤギだからこそなんでしょうか。
ゆっくり丁寧に優しく接していただけることの方が圧倒的に多かったです。


  寛大な方が多いんだな~・・・
とよく感動したものです。


お問い合わせやご注文のお話から、お客さまの個人的な内容に発展することも多かったです。
例えば購入したい商品の色を迷っている方が、こだわっているお部屋のコーディネートについてお話ししてくださったり。


たしか通話が20分を超えると、机に設置されたライトが点灯するようになっていて、
すると上司が走ってきます。


「何かトラブル?大丈夫?」
と表情で訊いてきます。


ヤギは長電話になることがなぜか多く、走ってきた上司から
「またヤギさん?!」
とあきれられるほどでした。
「大丈夫です」
表情とジェスチャーでうなずくと、失笑しながら席に戻っていました。


そんなお客さまとのやりとりはとても楽しかったです。
お会いしたこともないのにその方が見える気がして、
人とのつながりを大事にしたいヤギにとって、人のお役に立てる、いい仕事をさせてもらったなと思います。
ずっと続けたいと思っていましたが、夢を実現するのと引き替えに辞めることを決めました。
今でも時々懐かしく当時を思い出します(*´ω`*)


~~★~~


話が脱線しました f(^_^;


こうもり傘の購入を検討しているお客さまとお話ししていた時のことでした。


「AとBはどう違うの?」
そう尋ねられたヤギは、パソコンで傘の情報に目を通しました。
実際に見たことがない・使ったことがない商品でも、詳しい情報を元に、自分の言葉に変えてお客さまへご説明します。
その時も、大きさや骨組の数が違うこと、どの程度の強風に耐えられるのか、などを詳しくお話ししました。
するとヤギの表現をおもしろがってくださり、商品の良さを理解してくださって、傘をご購入いただくことができました。



「ヤギさんの話し方は懐かしいなあ」
一通りお話を終えると、その方はおっしゃいました。
「どこ出身なの?」


ヤギが福岡だと答えると、お客さまは驚いた様子でした。
聞けば仕事でよく東南アジアへ行かれるそうです。
ヤギと話していると、そこで出会った外国人の方を思い出すとのことでした。
それでてっきり外国人のオペレーターなのだと思って、ヤギとおしゃべりしてくださっていたのでした。



お客さまと一緒に大笑いした話を後日、Kとバッタくんにしました。
2人ともとても驚いていました。
ヤギは海外へ行ったことが一度もありませんが、以前タイで仕事をしている友人から
「よく現地の人と間違えられる」と聞いていたので、そういうものなんだと思っていました。
(↑どういうもの?)



「日本語で話してんのに、外国人と間違えられるとか あり得んわ~」
とK。
「ないわ~」 (“あり得ない” “ヤギらしい”のニュアンスらしいです)
と感心していました。


それを聞いてバッタくんも、
「ボクもない」 (間違えられたことがない)
とまじめに言いました。


  へぇ~
  みんな1回や2回はあるものなんだと思ってた・・・。


ヤギがそう思っていると、Kがバッタくんに、
「いや普通はないから!」
とツッコミを入れました。


  ・・・?




みなさんはわかります?
嫌みなKの “あり得ない” を、
“間違えられたこと、がない” と受け取って、
“ボクもない” と言う素直なバッタくん。


ちょっとその(天然)ボケとツッコミは、ヤギには難易度が高いです・・・





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