ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

カメさんとK


今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)



『カメさんの穏やかな毎日』の続きです。


いつものように、カメさんが水槽から出ようと淵まで登ってきました。

ここまで登ってくるのは毎回結構大変そうです。



ちょうどのタイミングで、Kがたまたま窓を開けました。

カメさんが右後ろ足を、ヒトが塀をよじ登るような格好で、水槽の淵に引っかけています。

そのまま微動だにせず、じっとKを見つめます。

Kも「おっ」と一言言ったっきり、身動きせずにじっとしています。



ヤギはKの後ろからそっと覗きます。


「脱走する瞬間を見つかった!」みたいなカメさんの姿があまりにかわいく、

また不安定なところでじっとしているのが滑稽でおかしくて、

ヤギはおなかがヒクヒクするけど笑いをこらえました。

だってカメさんは真剣です。


お互い硬直したまま、少しの間カメさんとKの攻防は続きました。

 

 ···目を逸らしたら負けなの?




仲良くしたくて(いや、ちょっかい出したくなったのかも)ちょっと動いたKにびっくりしたのか、カメさんが水の中に引っくり返ってしまいました。

 

 あらら!

カメさん、普段ヤギが近づいてもそこまで慌てた様子は見せないのにな。




見つめ合った攻防の末Kが勝利したかに見えたけど、

「・・・」

となるK。




カメさんって、『もしもしカメよカメさんよ』の歌のとおりゆっくりなイメージがあるけど、意外と動作が早いんですよね。

毎回Kを見ると一目散に逃げていくカメさんの様子に、Kも不思議そう。




「カメさん飼って何年?」

ヤギがそう訊くと、


「10年近く経つかな」

ですって。



名前を呼ぶとやってくるカメさんもいるって聞いたことがあるけど。

こんなに懐かない···?( ゚ ∇ ゚ )


···あ、名前(まだ)なかったんだっけ^_^;




まぁ、懐いてくれなくても、Kは1㎜だってそんなこと気にしてないですけどね( *´艸`)

今日も楽しそうに、水槽や甲羅をきれいにしてあげるKです。






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