秋の虫
今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)
昼間はポカポカ陽気で暖かいけど、夜はめっきり冷えるようになりました。
仕事を終えてKが駐車場の清算などしている間、ヤギを先に車へ乗せてくれます。
その日は寒かったので、ヤギは大きなひざ掛けを体に掛けて座りました。
(絵がいつもながらヘタですが伝わるでしょうか)
車のそばの草むらから、鈴虫の鳴き声がします。
きれいな声。
ヤギもKも黙ってその声を聴いていました。
少しすると鳴き声が止みました。
黙ったまま待ったけど、もう声は聴こえません。
ヤギは
「虫の声聴こえなくなったね。どっか行っちゃった?」
と訊きました。
Kが車に乗ろうとして、ふとヤギを見ました。
そして言いました。
「ここにおるやん」
ヤギが「え?」という顔をしてKを見ると、
「ミノムシ」
と一言。
ヤギがキョトンとしていると、Kはいつものようにおなかを押さえて笑い出しました。
あ・・・・
確かに。
ヤギがひざ掛けを腕ごと体に巻いてシートに挟んでいる姿はまさしく、ミノムシそのものでした^_^;
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