ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

ジェスチャーゲーム?

ジェスチャーゲームではありません ( *´艸`)プププ



「3コマ目のコレは葉っぱ?」

そう言いながら、Kがアルパカさんとヤギの手を緑に塗ろうとしていました💦

画力のなさを からかわれるヤギです。

今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)



ヤギはおしゃべりする時、つい興奮してジェスチャーが大きくなりやすいです。


無意識でやっているけど、ヤギの話を聞いている人が真似をするので


あ・・・


と気づきます。



今回は、先日アルパカさんへのおみやげに持っていった、ハチミツについてヤギがおしゃべりしているところです。



~~★~~



日本には日本みつばちと西洋みつばちがいてね。

養蜂場で、

西洋みつばちが、人間が作った巣(人間がミツロウで蜂の巣の形をした巣礎を張る)に、体の中から分泌されるミツロウを使って巣を作るのに対して、

日本みつばちは木箱の中に、自分たちでゼロから巣を作っていくんだって。

大きな3段重箱に入ってるのをたまに見るけど、あれが日本みつばちだよ。


性格も違っててね、

西洋みつばちは気が荒くて、羽音もゴーって大きいって。

日本みつばちはおとなしくてやたらと刺さないんだって。

羽音もブーンって優しいよ。

神経質で、環境が気にいらないと巣を捨てて出ていっちゃうから飼育が難しいの。

花の種類をしぼらずに(限定せずに)蜜を集めるのも、日本みつばちの特徴だね。



スーパーにも “ 純粋ハチミツ ” って売ってるけど、殆どが人工的に加熱してあって、

本物は完全非加熱のものを言うんだよ~。


みつばちは巣の中を32~35℃に保ってて、そこに蜜を集めるの。

そして羽をばたつかせて水分を飛ばすの。

水分を飛ばすことで、糖度が増しておいしくなるんだって。

だからとっても大事な作業なんだね。

口で混ぜて、酵素も加えるよ。

これを交代で続けてやっと濃厚なハチミツのできあがり。

これが非加熱のハチミツだよー。


たくさんの花から蜜を集めて おいしいハチミツができるまで、手間暇かかってるんだね~。



でも日本はコストの問題で、まだ水分が抜けてない状態の蜜を、人工的に加熱しちゃうことがあるの。

熱を加えて水分を飛ばすことで糖度が上がるからだよ。

糖度が足りないと販売することができないからね。


ハチミツができてから加熱することも多くて、理由は、ハチミツが結晶化しやすいしサラサラじゃないから扱いにくいためで、

不純物を取り除くにもビン詰めするにも不便だからなんだって。

殺菌のためではないよ。

ハチミツを扱うのって大変なんだね。


だけど高い温度(70℃以上)で加熱してしまうとせっかくの酵素が死んでしまうし、

酵素が死なないといわれてる45℃~50℃だとしても、ハチミツ本来の栄養を丸ごと受け取ることはできなくなってしまうんだって。


それはもったいないよね・・・。


味も変わるの。

ハチミツってエグミが強いと思わない?

ヤギはそんなものだと思ってたけど、それは人工的に加熱してたからなんだー。



ハチミツはみつばちや幼虫のご飯だから、必要な分は残して、あとは人間がいただいてるの。


ハチミツは栄養たっぷりで、疲れも取ってくれるよ。

なにより本物はおいしいし、とってもありがたいね。



~~★~~



ヤギは専門家じゃないですが、

販売会社の人からの話と、ヤギが調べた話をアルパカさんにしている間、アルパカさんは興味深そうに聞いてくれていました。

そしてだんだん前のめりになり、姿勢も伸びて、ヤギの真似をしながら楽しそうに手を動かしていました。



「話以上に、ヤギを見ている方がずっと楽しい」


と笑われるヤギでしたが、

ヤギも、アルパカさんがおもしろそうにしているのが嬉しかったです。





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