ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

これからの名刺交換 (?)

あやしいお話ではありません(^_^;



今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)

今日はいつも以上に、漫画を見ただけでは意味がわからない内容になっていると思いますが、それで正解です。

なにしろ、ヤギが混乱しているので(*^^*)💧



アルパカさんと、2年ぶりに会えることになりました。

ヤギがあれこれ忙しくしていたので、これまではたまにメールし合うくらいでした。



アルパカさんはスマホを持たず、携帯電話を使います。

ラインもインターネットもしません。

テレビもパソコンも不要なので持っていません。

洋裁が好きで得意なので、洋服はすべて手作り。


食事は大好きな野菜中心で、遊びに行くと山盛りのサラダをいつもごちそうしてくれます。

豆類も大好きで、それだけでお腹がいっぱいになるほど毎日食べます。

おやつは小魚や雑穀が入ったヘルシーなお菓子やクラッカー。

体にいいからと、チョコレートを少し。

主食は食パンやレーズンパンなどシンプルなパンなので、ヤギはおみやげに必ずパンを加えます。

家の中で過ごすのが大好きで、買い物以外は殆ど外に出ないようです。


珍しいほどシンプルに生活しています。

生活していくのにお金が必要になってきたので、最近少しだけ、期間限定の仕事をするようになりました。

それまでは蓄えてた分(事情を訊いていいのかどうか判断がつかなかったので、詳しくは知りません)で、長い間生活していました。



彼女はずいぶん痩せていたけど、とっても元気そうでした。



アルパカさんは、あまり社会と関わりを持ちたくなく、ひとりでひっそりと暮らしています。

共通の友人が何人かいますが、今はヤギ以外全く連絡を取っていないそうです。

ひとりが大好きなのです。


唯一の交友関係がヤギって・・・

それ、大丈夫なのか本気で心配になります( ̄▽ ̄;)




アルパカさんは、

自分がいる場所はここではない。

と言います。


周りになじめないとか?

それとも孤独だと感じる?

と訊くと、


ううん、合わないだけ。

あたしは(前世)戦前の時代にいた気がする。

そこで生きたい。


と言います。



・・・・・??


ヤギはアルパカさんが言ってる意味がよくわかりません。


何かトラウマになってるんだったら前世療法とかあるよ?・・・と提案してみたけど、

別に困ってることなんてないからそれは必要ないとのこと。



他にもアルパカさんはいろいろ話してくれました。

ヤギは聞いた言葉の意味を自分で解釈して、

こういうこと?

と確認するけど、アルパカさんは違うと言います。


ヤギにはアルパカさんのことが理解できなくて、頭が混乱してきました。



~~★~~



アルパカさんが言いたいことはわからないけど、ヤギは、

ヤギにできることはなんだろう・・・

と考えました。

そしてまた、昨日アルパカさんを訪ねました。



アルパカさんは、またサラダのごちそうを3種類も作ってくれていました。

アルパカさんは朝昼ご飯を食べないので、ヤギの分だけわざわざ作ってくれるのです。

ヤギがきれいに食べてしまうのを、コーヒーを飲みながらとっても嬉しそうに見ています。



ヤギにできることを話してみました。

内容はお話しませんが、現金を渡すということではありません。

アルパカさんは喜んでくれましたが、


とりあえず今は保留にして、気持ちだけもらっとくね。


と言いました。

必要になったらちゃんと言う、と言ってくれました。



アルパカさんは、誰かを頼ったり甘えたりが苦手です。


なのに知り得る情報も、ラジオとブックオフの本からだけなので、知らないことがたくさんあります。

だから、気持ちが行き詰まっちゃうんじゃないかと心配になります。


それもあってヤギなりにいろいろ話をしてみたけど、なんだか とんちんかんなことを言ってるみたいでした(-_-;)



アルパカさんも、自分のことを話そうとしてくれるけど、ヤギにうまく伝わりません。


ヤギは落ち込んでしまいました。


(↑ここまでが漫画の1・2コマ目です。)



~~★~~



ちょっと考えてから、アルパカさんが一冊の本を持ってきました。


「宿題。これ読んでみて。あたしが考えてることがわかるから。

ヤギの助けにもなるよ」



ヤギは表紙をじっと見て、それから中身をパラパラと見てみました。



あー・・・!

そういうことか!



ヤギは読書が保育園に通う頃から大好きです。

一番好きなのは小説だけど、いろんなジャンルの本を読みます。

今でも必ずバッグには本が入っています。

読書感想文も大の得意でした。

だからその本を見て、アルパカさんが何を言いたいのか、なんとなくですがようやくわかったのです。


アルパカさんも

「そう!そうなんよ!それが言いたかったんよ!よくわかったね!」

ととっても喜んでくれました。



好きな本を聞くと、その人の考え方や興味があること・どんな人なのか、などがわかることがあります。

アルパカさんは、その本に書かれているような生き方をしたいと言いたかったのでした。



アルパカさんは言いました。


「名刺の代わりに、『あたしこういう人です』って、本を渡すといいよね。

そしたらあれこれ話すより伝わりやすいかも(笑)」



確かに。

それいいね!

おもしろいよね!




帰る時間が迫っていました。

最後にお互い心がスーッとして、思いっきり笑いました。


問題が解決したわけではないけど、アルパカさんのこと少し理解できて、

それが伝わったことで喜んでもらえて、

ヤギは嬉しかったです。




長い間友人として接していても、わからないことはたくさんあるんですね。





ちなみにアルパカさんからヤギが出された宿題の本はこちらでした。↓↓

画像が重くなってしまってすみません!







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