ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

川にいる牛

ヤギハウスのすぐ裏には、鯉も泳ぐ川があって、
この時季は毎年、ウシガエルが夜の間中鳴いてます。


Kもそのことは知っています。


夜遅く仕事が終わってKが送ってくれた日、
ヤギがごそごそ出した部屋のカギが絡まっているのを見て、Kがほどいてくれていました。
ヤギはおとなしくほどけるのを待っています。


静かな通りなので、低く太いウシガエルの声だけが周囲に響きます。
今日はいつもよりいっぱいいるようで、ずっとモーモー言っています。







「牛?」


川は真っ暗で姿が見えるはずもないのに、
ヤギはつい、一応確認せずにはいられません。
川をキョロキョロ。
でもやっぱりなんにも見えないや。



カギを受け取ってさよならし、部屋に入りながらヤギはさっきのKの言葉を思い出していました。


  カエルだけど、モーモー言うから「牛」って!


さらっとすましてそういうことを言うKがおかしくて、一人で笑ってしまいました( ^ω^)
(遅っ! :K)



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