ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

あったかくなる味

『誰だ誰だ誰だ?』の続きです。


「入っとうけん」= 入ってるから

「ヤクルトやん」= ヤクルトじゃん

「入れとん」= 入れてんだよ



今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)



赤とんぼ家のがっちゃん、初登場です。

“ がっちゃん ” は、実際にヤギが呼んでいる愛称です。


電話をした後、ヤギはがっちゃんのお家へおじゃましました。

がっちゃんがお風呂に入っていたので、応接室で待たせてもらえることに。

初めて会うパパさんは、とっても穏やかで優しい雰囲気の人でした。

大きなグラス(グラスというよりジョッキ)に、ジュースをなみなみついで出してくれました。

そのジュースは懐かしい味がしました。



しばらくしてがっちゃんがやってきました。

そういえば、どうして昼間にお風呂入ってたんだろ。

それはわからないけど、


「あれ?うちにジュースとかあったかいな・・・」

 (訳:あったかな)


がっちゃんは首をかしげながら、ヤギに出されたジュースを飲みました。

漫画では描きやすいくストローを挿したけど、実際はグラスのまま飲んでいました。




「これヤクルトやん!何本入れとん!おやじ💧」


がっちゃんはプッと吹き出しそうになりながら言いました。



「ヤクルトか!」

どうりで懐かしいはずだ。


ヤギは小さいころにしか飲んだ記憶がなかったせいか、気がつきませんでした。

そしてちっちゃな容器に入ったヤクルトを思い出しました。

目の前のグラスには、そのちっちゃな容器7〜8個分ぐらい入っていたんじゃないかと思います。




「ヤギも よう飲んだね!この量」


がっちゃんが感心したように言いました。

言われてみたら、一度にこんなにヤクルトを飲むことなんて、ヤギじゃなくてもあんまりないかも。

そう思うと自分でもおかしくて、2人して大笑いしました。




あのちっちゃな容器を1つ1つ開けてグラスに注いでくれてるがっちゃんパパの姿を想像すると、なんともほのぼのしてきて、優しさにキュンとしました。


今でもたまにヤクルトを飲むことがあると、懐かしく思い出すのです。






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