ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

宇佐神宮と不思議なこと。3

今日もご覧いただいて、本当にありがとうございます(*^-^*)



今日は前回の続きです。前回の記事はこちら。↓↓
宇佐神宮と不思議なこと。2 - ヤギとゆかいな仲間たち


宇佐神宮1番目の記事はこちらです。↓↓
宇佐神宮と不思議なこと。1 - ヤギとゆかいな仲間たち





西大門(さいだいもん)から上宮本殿へ行き、
南大門(なんだいもん)から出て、下宮(げぐう)本殿へ向かいます。



あれれ??
マップの矢印によると、南大門から上宮本殿へ入って、西大門から下りるの・・・?
反対だ。
ヤギ間違えた?


よーく見たら下宮と上宮をつなぐ南大門側にモノレール乗り場があるし、
ってことは〜。



あらぁ~ (´゚д゚`)!


しかたない。次回に生かしましょう。





↓ 上宮を下る途中の参道です。

西大門側の参道とはずいぶん雰囲気が違います。
あちらで感じたほどの “ 気 ” を、それほどヤギは感じないです。
だけどヤギの好きな細い道で、この先どうなってるんだろうっていうワクワク感があります。





下宮本殿に到着しました~。


せーの、ドン!

上宮と比べると迫力に欠けるけど、こちらも3つ社殿があって大きく、パノラマで撮影しないと入りきりません。
でもあまり上手に撮れませんでした。カメラ機能、要練習です。


こちらにも、八幡大神・比売大神・神功皇后が祀られています。
「下宮参らにゃ片参り」(訳:上宮だけじゃ半分しか参ったことにならんよ~)
という言葉があります。
だからというわけではないけど、上宮本殿だけでなく、下宮にもお参りした方が絶対いいです。



優しい おだやか やわらかい 気が軽い(うすいのではありません) すがすがしい
下宮はそんな言葉がぴったりくる、雰囲気のいい場所です。



下宮は上宮より後に造られました。
どうして2つも造られたのかはわかりませんが、下宮は明治時代以前まで、上宮で斎行(さいこう。お祭りや祈祷などの行事を行うこと)される時に使用するお供え物を調理する場所とされていたそうです。
ちなみに今でも、八幡大神をはじめとする境内の神様へ、毎朝お食事をお供えする神事『御日供祭(おにっくさい)』が行われているそうです。



上宮が厄除開運・家内安全・交通安全・必勝など総合的なご利益をいただけるのに対し、
下宮は農業とか漁業とか一般産業の発展・充実にご利益があるそうです。
 


~★~


↓ 兆竹(さましだけ)

下宮横に大事そうに囲ってあったので撮影してみました。
国家の重大事を決める際にト占(ぼくせん。占いのこと)で行っていたそうで、亀甲を焼いたものを使い、その時にこちらの境内の竹を用いて冷ましたそうです。


詳しく説明すると、亀甲に『ト』の印を入れ、焼いた波波迦(ははか。うわみずざくらの古い名前)の小枝でその線をなぞり、ひびや亀裂の入り具合によって神意をうかがい吉凶を判断するというもの。
占った後、この竹を切って簀(すのこ)状に並べ、焼けた亀甲を冷ますのに用いたようです。



ヤギは占いよりも、その亀さんのことが気がかりです・・・。



~★~



↓ これは・・・、なにかな?

授与所のそばにある木です。
たまたまこのような形になったんだろうけど、生き物っぽくておもしろかったので撮影してみました。




~~★~~




丁寧にお参りをし、本日の目的は終了しました。
お参りしている時にスマホのバイブが鳴りました。
ヤギがアラームをセットしていたんです。


本殿を出ると9時を少し過ぎたところでした。
ヤギは9時に1件電話をかける用事があったので、本殿を出ると急いでかけました。


でも話し中で繋がりません。
歩きながら、繰り返し繰り返しかけ直します。
が、一向に繋がりません。



ヤギは1か月以上も前から参加したいと思っていた講習会がありました。
何年も前からやってみたいことがあって、でも、そのためにどういう勉強をしたらいいのかわからずにいました。
この講習会は、ヤギがやりたいことをサポートしてくれる公共の機関なのです。
その申し込みが、この日の9時からだったんです。
参加できるのは10名。



何十回かけてもずっと繋がらないので半泣きになってきました。
Kがベンチを見つけてヤギを手招きします。
「オレもかけるよ。繋がった方の電話で話したらいい」
と、一緒にかけ続けてくれました。
それでも2人のスマホからは、
プープープープー
話し中の音だけがむなしく鳴り続けます。



あ!と思って、ヤギはお祈りしました。
ここは神社です。もしかしたら願いが通じるかもしれない。


ーーー神様どうか、電話を繋げてください。
   あ、繋がるだけじゃだめなんです。
   講習会に参加させてください。
   お願いします!




お祈りしてから2回目のコールだったでしょうか。
「はい、〇〇〇〇です」
ヤギの電話が繋がりました!(≧▽≦)


やった!
話し中の音が鳴ってるKに向かって、表情で伝えます。
Kが「おぉ!」という顔をします。
でもまだ心配です。



ヤギが要件を伝えると、
「▢▢のお申し込みですね。
えっと・・・・・
あ、はい。では受け付けしますのでお名前からおっしゃっていただけますか?」
女性の優しい声がそう答えました。



よかった~(*´ω`*)
念願が叶い、ヤギは楽しみにしていた講習会に参加できることが決まりました。
これは神様のお蔭です。
本当に、ありがとうございました!



「よかったね」
Kも喜んでくれました。
一緒に電話かけてくれてありがとね ^_^




ほっとしたのと無事お参りを終えることができたことで、ヤギはすごく清々しい気持ちでした。





~~★~~





宇佐神宮のオススメスポットとしてもうひとつ、『願掛け地蔵』があります。
「一生に一度だけ、願いを叶えてくれる」といわれるお地蔵様です。
誰にも見られずにお参りするといいらしいです。
ヤギは一生に一度のお願いを今するともったいないと思い、お参りしませんでした。





~~★~~





1か所ぐらいは摂社末社にもお参りしたいと思い、帰りのルートにあった八坂神社へ寄ることにしました。


↓ そこにいた狛犬さん(?)です。
曇っているし、木に囲まれているのでよく見えませんが・・・。

アップにすると


↓ もう御一方(おひとかた)。

ずいぶん可愛らしいというか、やんちゃそうな狛犬さんたちですね ◝( ゚∀ ゚ )◟



↓ 八坂神社と一緒に養蚕(こかい)神社が祀ってありました。

『養蚕』って、カイコヲ ヤシナウ ジンジャ ・・・?


八坂神社に須佐之男命(すさのおのみこと)
養蚕神社に天照大神(あまてらすおおみかみ)
が祀られています。


↑ 神社は小さいけど、神様同様 御神木も存在感があります。


↑ 飾り彫りはつい最近造られたみたいに鮮やかで、現代風な感じがしました。




~~★~~




帰り道、川に呉橋(くれはし)という橋がかかっていてとてもステキでしたが、改修工事中のため渡ることができませんでした。
残念・・・。




~~★~~




駐車場そばの表参道に戻ってきました。
お土産屋さん&お食事処が並んでいて、ここは表参道商店街といいます。


とっても値段が安かったこともあって、大分名産のしいたけや、果物などを買います。
ここを通るといつも温かいお茶をくれるので、つい座ってリラックスしたくなります。
男性が気さくに話しかけてくれました。


ここもコロナの影響で参拝客が極端に減っているそうです。
そういえば、シャッターを下ろしたお店が目立ちます。
日に数千円の売り上げしかなかったこともあって、しばらく閉めることにしたところが多いのだとおっしゃっていました。
11時ぐらいだったけど、確かに、駐車場もガラーンとしています。



ブラックボードに食事のメニューを見つけました。
ヤギはおなかがすいてきました。


「『やせうま』ってなんだっけ」
「『しいたけ丼』だって!」


というわけで、ヤギとKは食事をしていくことに。


↑ 注文した料理が来る前に、お土産でも販売されている佃煮の盛り合わせを出してくれます。
こういうの、嬉しい。
写真を撮る前に、Kがつまみ食いしてました ^_^


上の両側はしいたけです。
左はわさび漬け。
右のみそ漬けが特においしかったです。
お茶漬けにも合いそうだし、お酒のおつまみにもいいだろうな。
このお店ではおみやげの大半が試食もできるようになっていて、サービス満点だな~と感心しました。


↑ Kはまだお腹が空いていないからと “ やせうま ” を注文しました。(左側)
やせうまは、小麦粉で作ってきな粉と砂糖をまぶす大分の郷土料理です。
ヤギの印象としては、名古屋のきしめんにきな粉をまぶしたような感じです。


右側はヤギが食べたしいたけ丼です。
通常はもっと大きいそうですが、少なめにとお願いしました。


見てください!このしいたけのごろごろ感。
写真では伝わりにくいかもだけど、こんなに分厚いしいたけ、ヤギは初めて食べましたよ。
ヤギは元々、大のしいたけ好きなので、大満足でした。
幸せです。
ごちそうさまでした。





~~★~~





宇佐神宮、どうだったでしょうか。


はしょりましたが、実は参拝後の境内を歩く途中、左足がずっと痛かったんです。
この痛みのせいで腰に痛みが出てたのかもですが、歩くのがつらかったので、軽く
「つらいので足の痛みを取ってください」
と心の中でお願いしてみました。
いくつもお願いすると厚かましいので、期待せずにダメ元のお願いでした。
なのに、すっと痛みが消えました。



宇佐神宮は、不思議だったり神様の気配をあちこちで感じられる、本当にステキな場所でした。
わかりやすく神様が何かしら気づかせてくださいます。
ヤギが気づかなかっただけで、人によっては他にももっといろいろ見つけられると思います。


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。





↓よろしければポチッとクリックお願いします<(_ _)>

×

非ログインユーザーとして返信する