ヤギとゆかいな仲間たち

りさヤギなりのまじめな思考から、周りで日々起こる1本ネジが外れた脱力系の出来事までを、飾らず繕わず、ありのままに記録しています。

天孫降臨。高千穂神社 1 

今日もご覧いただいて、
本当にありがとうございます(*^-^*)


先ほどヤギはボタンを押し間違えて、次回の記事を入力途中で投稿してしまいました(─ ─||)
もし気づいた方がいらっしゃいましたら、お騒がせしてすみませんでした!


ムラゴンのブログは携帯電話で作成すると、「プレビュー」と「公開」が、
そして「すぐに公開」と「下書き保存」がすぐそばに並んでいるんですー。(言い訳)


これどうにかならないのかな(*﹏*;)


とにかく、たまにやらかしてます。
ごめんなさいです<(_ _)>



〜〜★〜〜



気を取り直して。
今回は神社参拝シリーズ第4弾、高千穂(たかちほ)神社編です。
ヤギは何度も高千穂には観光に来ていますが、高千穂神社は2回目の参拝です。


今回も説明が長めですが、ヤギの覚書を兼ねたブログとなっていることをご理解いただければと思います。




高千穂神社は宮崎県の高千穂町、山の上にあります。
高千穂にはた〜くさん神社がありますが(超ざっくり^_^;)、高千穂神社はその総社になります。


約1900年前、垂仁(すいにん)天皇時代に創建された神社で、
初代天皇にあたる神武(じんむ)天皇が生まれ育った場所ということもあってか、皇室の方々もお見えになっています。




御祭神は、


高千穂皇神(たかちほすめがみ)と称される神様6柱
《 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと) 》と、


十社大明神(じっしゃだいみょうじん)と呼ばれる10柱の神様
《 三毛入野命(みけぬのみこと。神武(初代)天皇の兄)とその妻子神 》。


日本神話の中で重要な役割を果たした神々を祀ってあります。


※三毛入野命は古事記では “ 御毛沼命 ” と表記されます。また読みが “ みけいりののみこと ” となっているものもあります。





デーン。
大きな鳥居です。


 あれ?
 この鳥居、初めて見る気がする・・・。


それもそのはず、前回はこの鳥居から入っていませんでした💦
前回は山道をずーっとずーっとテクテク歩いて入ってきたのでした。
(次回その道が現れます)



↑ 手水舎のそばに、狛犬さんがドッカと座って、大きな存在感を放っていました。
こちらは「阿」の方ですね。
どうですか!この凛々しさ。
どちらの狛犬さんも、子狛犬さんをしっかり守っていらっしゃいます。



ヤギは狛犬さんの前を通ると、空間の気が変わったのを感じました。
膜が張ってあるような、エアーカーテンが存在しているような、そんな空気の変化です。


不思議な感覚だったので、2〜3回狛犬さんの前を行ったり来たりしていました(*^^*)フフフ




~★~




狛犬さんの先の階段を上がると、


堂々と、じゃーん。


 おっとー!もう本殿?


(あ、正式には違います💦 拝殿です)



太宰府天満宮も宇佐神宮も、なかなか拝殿・本殿に辿り着かなかったので、


 え?
 そんな惜し気もなく姿を現してくれちゃうんだ。


という印象でした。


 男気ー!! (←意味不明)




〜★〜



 ん・・・・! 似てる。


屋根の形が、太宰府天満宮と似ている気がします。
調べてみると、高千穂神社と太宰府天満宮の造りは『五間社流造(ごけんしゃながれづくり)』というそうです。

(写真:『熊本型教育旅行サイト』より)



“ 流造 ” は神社本殿形式の中では一般的な・・・というか最も多い様式です。
床・柱・屋根に特徴があるようですが、主に屋根の形状を指すみたいです。


(神社本殿形式という言葉から、さっきの写真は本殿ではなく拝殿と書きましたが、拝殿も本殿の一部という解釈でいいようです)



具体的には横から見た時、
屋根が「へ」の形になっていて(=屋根の長さが前後対照ではない)、
てっぺんから左右が曲線形に反りながら伸びています。


神社によって前後どちらが長いかは違いますが、ここ高千穂神社は正面から右に行って見ると、ちょうど「へ」の形に見えます(後ろの屋根が長い)。
この写真は左側から見たところですね。


これが流造。
屋根の素材は神社によって違いがあります。


流造は、直線的な形をした『神明造(しんめいづくり)』(伊勢神宮の屋根)が発展したもの。
そして前回ヤギが参拝した宇佐神宮の『八幡造(はちまんづくり)』は、この流造が発展した形なのでした。



流造に『五間社』と付いているのは、これも神社本殿形式の特徴です。
正面からの写真をよく見ると、柱が6本あるのがわかりますか?


一間社・三間社・五間社とあり、横に並んだ柱が2本だと間(ま)が1つ。これが一間社。
高千穂神社は6本の柱があって間が5つあるから『五間社』となります。



〜★〜



高千穂神社は
夫婦円満・農産業・厄祓い他のご利益があるそうですが、特に縁結びの神様として有名です。
ご縁を求めてなのかたまたまなのか、20~30代だと思われる女性ひとりの参拝客が目につきました。



〜★〜



ヤギは下調べせずに参拝してしまったため気付かなかったのですが、
社殿の両袖から覗くと、狛犬さんが見えるそうです。
先ほどの狛犬さんとは違い鉄製で、源頼朝が奉納したと伝わっています。





↑ この御神木、『秩父杉』は樹齢800年にもなるとのこと。
宮崎県で一番大きなこの杉の木は、とてもじゃないけど全身を写すことができません💦


当時、埼玉県秩父地方で大きな勢力を持つ一族の武将だった畠山重忠(はたけやましげただ)が、
源頼朝の代理で天下泰平祈願のため参拝した際、
秩父から苗木を持参して自ら手植えをして奉納したそうです。


天下泰平の祈願。
さすが「いい国作ろう鎌倉幕府」ですね。



〜★〜



 800年前かぁ・・・


ヤギは思いを巡らせました。


 この木はそんな昔から、どんな風景や人々の人生を見つめてきたんだろう・・・



知りたいような知りたくないような(・﹏・)




↑ 『夫婦杉』。


写真、わかりにくいですね💦 2本の木が繋がってるんですが。
だから夫婦杉。
縁結びの神様といわれる所以(ゆえん)でしょうね。


今日高千穂神社について調べるまでヤギは知りませんでしたが、
この木の周りをご夫婦やカップルで手を繋いで時計回りに3周すると、縁結び・家内安全・子孫繁栄の3つの願いが叶うということです。
この日は誰も回ってなかったです。



〜★〜



ここでヤギは1つ疑問が。
さっき秩父杉のところで、重忠が頼朝の命で “ 天下泰平祈願のために ” 参拝に来たと書きましたが。


時代を経て、いつの間にか “ 夫婦円満 ” を祈願する場所に変わりましたか。


なぜ??


神様、実は夫婦円満や農産業が得意でしたか?



本当のところはわからないけど、
ただ、勝手に深読みさせてもらうと、
全国の人みんなが夫婦円満・家内安全なら、
そして農産業の発展がもっと望めるなら、
更に私たち消費者が食について真摯(しんし)に向き合い考えるなら、
ヤギは天下泰平の世の中になっていく気がします。



・・・あ。
珍しく熱く語ってしまいました(• ▽ •;)




↑ 垂仁天皇の命により伊勢神宮と高千穂神社に設置された『鎮石(しずめいし)』です。
願いを込めて祈ることで、世の中の乱れや人の悩みが鎮められるといわれています。


ヤギもお祈りしてみましたよー。
世界中の人が笑顔でいられますようにって。






次回に続きます。

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