天孫降臨。高千穂神社 3
今日もご覧いただいて、
本当にありがとうございます(*^_^*)
今日も高千穂神社、前回の続きです。
↑ 拝殿の後ろにある本殿。
(前回、拝殿を本殿と間違えて書いてしまってましたので、前回のブログ訂正しています。早くに読んでくださった方、ごめんなさい💦)
逆光になっていたので光が入らないように撮ったら暗くなっちゃったけど、実際は陽が差しててとっても明るかったです。
〜★〜
前々回、本殿は約1900年前に創建されたと書きました。
・・・こんなに持つの?
いえいえ。
高千穂神社の本殿は1778年に再建されたものです。
それでも、再建されてからすでに240年以上も経っているのですが。
歴史を感じる建造物です。
↑ 本殿には、高千穂一帯に災いをなしていた鬼八(きはち)という鬼神を、ここ高千穂神社の御祭神であるミケヌノミコト(または、ミケイリノミコト。三毛入野命、三毛野命とも書く)が退治した様子が彫刻で表してあります。
↑ 画面右端隅っこがミケヌノミコトです。
ヤギが撮った写真じゃ肝心のところが写ってないけど、足元に鬼八が踏んづけられています。
↓ < 写真見つけてお借りしました。高千穂町環境協会サイトより >
鬼八の魂を慰め豊作を祈る『猪懸祭(ししかけまつり)』が毎年12月3日に行われているそうです。
高千穂にはこのお祭りの他、鬼八に関する “ 場所 ” がいくつもあり、調べてみたら怖かったです(*﹏*;)
↓ 詳しく書いてあったので、もし興味があればどうぞ。
(高千穂町コミュニティセンターサイトの記事です)
http://www.komisen.net/minwa.htm
↑ 彫刻、よく見てみました。
右側はゾウだよねぇ。
こっちのはサル?
おしりを突き出した布袋様(?)の耳掃除をしてあげてるの?
よくわからないけど、この彫刻、なんだか楽しいです((*^▽^*))
↑ ゾウの動きがある表情。目力があります。
ゾウの横にくっついてるのはブタ?それともフクロウ?
もしかして、むかーしむかしの生き物はこんな形だったの??
他にも足が長い鳥などもいて、見つけるのがおもしろかったです。
でもアップでよく見るとちょっぴり怖いかな···?
〜〜★〜〜
「もう行くよー!」
Kがまた(宇佐神宮の時と一緒)早く帰ろうとして、向こうからヤギを呼びました。
あちこち見学して神社の雰囲気を味わっていたのに、現実に引き戻されました。
ちょうどその時、拝殿で祈祷が始まりました。
「え〜?神様がお祈りを聴いてけって言ってる気がするけどー」
もっと境内にいたくてヤギがそう言ったけど、
「もう充分御利益もらったやろ」
とスタスタ階段を降りて行きます。
もう!
ヤギはぴょこんと頭を下げて、泣く泣く境内を後にしました。
〜★〜
秋のお出かけに最適のお天気に恵まれたこの日、
鳥居を一歩くぐった瞬間から木陰に入り空気が変化しました。
高千穂神社は神様の波動とたくさんの精霊たちの気配を感じられる、すがすがしい空間でした。
この記事を書くにあたって、日本ができるまでの神話をいろいろ読んでみました。
神様たちに思いを馳せながら高千穂を散策すると、タイムスリップしたような不思議な感覚を味わえるかもしれませんね。
神楽を毎日行ってあることだけでも、どれだけ神様を大事にし、敬ってあるのかがわかります。
今度は天岩戸(あまのいわと)神社にも行ってみたいです。
あ!
それと、前回のブログで国造り・国譲り・天孫降臨についての神話をまとめてみて、オオクニヌシノミコトが祀られる出雲大社へもまた行きたい!と強く思ったのでした。
〜〜★〜〜
参拝を終えるとお昼をとっくに過ぎていました。
ヤギもKもおなかがペコペコです。
神社に来る途中にあった道の駅で食事をすることにしました。
・・・の前に、
↑ なんだこれは〜!
駐車場に大きなお顔が!
なになに?
『天手力男命(アメノタヂカラオノミコト)』?
調べてみると、神話に出てくる一番力が強い神様のことでした。
名前は知らなくても、有名な天岩戸(あまのいわと)神話に出てくる力持ちの神様と言えば、「あ〜!はいはい」とわかる人も多いかもですね。
↓ 読むものによって多少内容が違うのですが、今度は『天岩戸神社』のサイトを勝手に引っ張ってきました。
ご存知ない方は読んでみるといいと思います。
https://amanoiwato-jinja.jp/smarts/index/8/
この神様、今はスポーツの神様として信仰されています。
ヤギはこの神様のお口に、噛まれないようそっと手を入れてみましたよ。
そしたらすかさず
「それは違うやろ!!(≧▽≦)」
とKに言われてしまいました。
あ・・・
真実の口ではなかったですかね? f(^_^) ポリポリ
ちなみにこの大きなお顔の反対側は、
アメノウズメノミコト(天鈿女命と書く。やはり天岩戸神話に出てくる、おもしろおかしく舞を舞い、アマテラスオオミカミが天岩戸を開けるきっかけを作った神様)になっていたけど、福笑いのお顔でしたよ〜。
さあさあご飯ご飯!
ヤギは『だご汁』、Kは『高千穂牛丼』を注文しました。
だご汁はみそ仕立てで、小麦粉を練って伸ばしただんごに、豆腐·しいたけ·人参·里芋·ごぼう·大根·長ネギ·玉ねぎ·こんにゃく·うす揚げが入っていました。
具だくさんで嬉しい♡
これ、材料はその時々で違ったけどヤギの思い出の料理でもあります。
福岡ではだご汁じゃなく “ だんご汁 ” で、ヤギのおサル母さんがいつも作ってくれてたんです。
こんな繊細な薄味じゃなくて、母さんのはもっとパンチの効いたしっかり味でしたけどね♪
きれいに平らげたヤギとKでした。
ごちそさました🙏
おしまい。
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